私は女という性をただ生きたい

できることなら毎日女で居たい

寝ている時も目覚める時も何をする時も

女で居たい

私を愛してくれる人の女で居たい
私の愛する人の女で居たい

見えない鎖で繋がれていたい

離れていても、その人の女だと感じて生きていたい

独りぼっちのときも女だけれど

目の前に相思相愛の相手がいる時にはより女という性の役割がハっキリして
それが私は好きなのだ

彼は私に対しては男として少し役不足で、私は女という性を思いきり生きる事が出来ない

だから混乱していて欲求不満なのよ、心がね。

私が彼にとって役不足だから、女を生きさせてくれないのかもしれないね

それでも

いつも女で居たいの

女で居られなかったら苦しいじゃ無い?だって女だもん
ねえ私、貴方の女なのよ一応。
知ってた?女なのよ、知ってた?

貴方は一体誰の前で男を演じているのかしら?
誰と一緒に男を生きているのかしら?

貴方が居ない連続した夜達の中でも女でいることにするね
怒りと哀しみがなかなか治まらなくて困っているのよ

繋がらない電話と返ってこないメールと猫と私
そりゃあ猫は久しぶりに会っても文句も言わないわよね
一週間ほったらかしでも貴方を恨んだりしないわよね
何処の誰と会っていても嫉妬もしないでしょうね

人間なのよワタシ 猫じゃ無くて人間なの しかも女なの
助けて助けて助けて助けて助けて助けて人間なの
猫の世話は私がしてるわ
じゃあ私の世話は誰がするのよ
私は養育係のおばさんですか?



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